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「ショージ君の青春記」

ショージ君の青春記 (文春文庫 177-5)
東海林 さだお
4167177056

なんでこの本が読みたくなったのか忘れてしまったけど、「漫画家の自伝」というのは僕の中で定番ジャンルなので不思議ではない。
絶版だったので、図書館で借りた。デジタルデータなら購入可

「ショージくん」は、マンガを面倒くさがって読まないうちのオヤジの本棚に珍しくあったマンガ本で、子供の頃はコマに入った絵なら何でも読んだ、ぐらいマンガしか読まなかった僕は当然それにも手を出した。

「サラリーマンのペーソス」みたいな内容だったので「サラリーマンってなんかやだなぁ」と思ったけど、細かいところでショージくんの動きや歩き方なんかが面白かった、と記憶している。
これまた珍しくうちにあった園山俊二のマンガ(ex.ギャートルズとか。あの伝説の筑摩書房現代漫画全集がうちにはそろっていたのだ)のスタイルと共通のテイストを感じる、と思ったら、早稲田漫研の仲間とのことで、そっか、そうだったよなぁ。

さて、「ショージくんの~」という東海林さだおのエッセイシリーズはいろいろあるみたいだけども、本書は彼が漫画家になるまでの自伝。
かなりぐうたらでよく漫画家になれたなぁと思わなくもないけど、面白いのが彼の文章のリズムが、先に書いたショージくんの動きや歩き方と同じという点、。椎名誠が影響を受けた昭和軽薄体が云々、ということよりもそのことがとても印象的だった。

本・読書 - 2007 | text by expop 2007年12月23日00:18

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