素晴らしき国営放送の世界

このコーナーを作ってから「歌謡曲完全攻略ガイド68〜85」(学陽書房)のあとがきで「最近の歌手でNHKみんなのうた=文部省系の影響を受けている者がいる」みたいなことが書いてありました。確かに“みんなのうた”をJ-POPの源流の一つとして再評価しなくちゃなぁ。ちなみにもっと知りたい人はここへどうぞ。かなり詳しいデータ満載です。

新田純一/パンドラの箱
(尾関昌也/馬飼野康二)


あだち充原作NHKドラマ「だから青春・泣き虫甲子園」主題歌。みんなのうた。このドラマ、岩崎良美が出てたような気がするが?
新田純一自身も出てたんでしょうか?
ちなみに新田純一・新田一郎・田中一郎、ややこしいです。

加橋かつみ/ニルスの不思議な旅
(奈良橋陽子・藤公之介/タケカワユキヒデ/チト河内)



NHKアニメ「ニルスの不思議な旅」主題歌。エンディング「いつまでも友だち」がみんなのうた。
これが欲しくてゲット。¥4500なり。
再放送してくんないかなぁ。

シブがき隊/キャッツ&ドッグ
(秋元康/井上大輔)


NHK連続人形劇「ひげよさらば」主題歌。ここでもシブがき隊特有の「押しつけがましい愛」が炸裂してます。
デビュー曲の歌詞「授業中に手をあげてオレを好きだってもし言えたら抱いてやるぜ」なんてシブがきじゃなきゃ歌えません。
 

パル/
冒険者たち/いつかどこかであなたに会った
(阿久悠/大野克夫)


NHKアニメ「太陽の子エステバン」主題歌。エンディングがみんなのうた。これが超名曲。スティービーワンダー&ポール・マッカートニー「エボニー&アイボニー」と出だしが似てる。
ところでPALって何者?同名バンドがQ盤で一枚出てましたがたぶん違うバンドなんでしょうね。誰か教えて下さい。

↑長年探してましたが、ヤフオクで結構出てて5度目ぐらいの競り合いに勝ち、ゲット。アナログ盤ですが、ようやくまともな音で聴けるようになりました。

(2002/02/18)

↑パルはやはりそのバンドだそうで、新井正人(アニメ関連だと機動戦士ZZガンダムの「アニメじゃない」を歌っていた方ですね)がボーカルだったそうです。

(2004/02/03)

石川ひとみ/
プリンセスプリンプリン/ハッピーアドベンチャー

コンピレーションCD「オリジナル版懐かしの人形劇テーマ大全1956〜1982」(東芝)に収録。
NHK連続人形劇「プリンセスプリンプリン」主題歌。最近TVブロスでも話題になってましたが、これってインドの叙事詩が元になってるんですね。
これを知ったときは驚きました。人形劇自体はあまり記憶にないです。

トランザム/地球の仲間
(クニ河内/井上忠夫/大村雅朗)
アルバム「アジアの風」収録


NHKミニ番組「地球の仲間」主題歌。みんなのうた。
トランザムって一体どんなバンドだったのでしょうか?
特にボーカルの高橋伸明氏の声はどこかで聴いたような気がするんですけど。
どなたか教えて下さい。

串田アキラ/ローラー天国
(山川啓介/惣領泰則)


「みんなのうた」。串田親分のシャウトと「仲間系」の歌詞が熱い超名曲。レコードの有無だけでも教えて下さい!

↑ヤフオクでゲット!!このジャケはダサすぎる……。
けど、串田親分の声って熱い中にも人を包み込むような優しさがあって、それがきっと戦隊モノや宇宙刑事シリーズでの起用になったんでしょうね。この歌も素晴らしい。
作曲・アレンジの惣領泰則氏は同じ「みんなのうた」で「オランガタン」という曲も手がけています。「川を隔てた赤と青のオランウータンたちがいて、ある日それが交ざりあって紫色になる」という、いいのかNHKこんなドラッギーな歌詞?という変わった曲なんですが、ゴダイゴなどのように子供心に「洋楽」を感じるあか抜けたアレンジだったような。ちなみに「オランガタン」のアニメーションは「ぱっくんおおかみ」の木村泰子氏が担当してました。

(2002/02/18)

Something Else/反省のうた
(今井千尋/arr.渡辺善太郎)


今やメジャーバンドのサムエル。彼らの(確か)サードシングル。「ラストチャンス」は5枚目だったかな?この歌はNHKみんなのうたなんですが、ある日ふとTVをつけるとこの歌が流れててドキッとさせられました。なんか初期高野寛を思わせる真摯な内容というか真っ正面というか。でも説教臭くなく。サウンド的にはアレンジの渡辺善太郎(ex.詩人の血)の趣味なんだろうか、意外にリズムがクラブっぽい。曲調はフォークっぽいんですが。この辺りアフター渋谷系なんだろうか。何はともあれ、「J-POP」と「みんなのうた」をつなぐ好例なんではないでしょうか?しかし、あんなに売れてないとは思いませんでした(笑)
 

「仲間系」について

「みんなのうた」の特色として「仲間系」の歌が多いことが指摘できる。
歌謡曲が基本的には色恋沙汰、つまり異性間(まぁ、例外もあるが)における人間の感情を描くとすると、「みんなのうた」は同性間の「仲間意識」に対する賛美を特色とする歌が多い。