電子舞踏音楽

「エレクトロ」って最近よく耳にするけどどういう音楽かよく知らなかったんですが、今月号(98/10)の「bounce」の特集でなんとなく分かりました。ようするにアフリカ・バンバータとかの初期ヒップホップあたりの音を中心とする名称なんですね(違う?)。今回一番最初に紹介するCAPTAIN FUNKのCDを買ってかっこいいなぁと思っていたところ、これもジャンル的にはエレクトロらしくて自分の中でつながったので特集してみたいと思います。ただ、ここで取り上げたのは別にエレクトロってわけじゃないです。なんとなく自分の中で一つのフォルダに収まった、というだけの話。「エレクトロ」はどこかユニークさというかユーモアがあって、テクノを含めシリアスなモノが多い(というか良しとされる傾向があるというか)電子音楽においては貴重なんではないでしょうか。

CAPTAIN FUNK/Encounter with...


これは試聴して、即レジ行きでした。テクノの気持いいところとファンクやディスコの腰にクる感じが見事に融合している!シリアスでストイック傾向に行きがちなテクノに疲れちゃって、個人的にはもうテクノは肌に合わないのかなぁと思っていましたが、こういう作品に出会えるからまだまだ要チェックなジャンルなのかもしれない。まぁでも(ジャンルの話はどうでもいいんだけど)、これはテクノというよりファンクといった方がいい作品じゃないかと思う。なぜかリック・ジェームスを思い出した。偶然だけどジャケが「ファンタスティックプラスティックマシーン/LUXURY」にそっくり。

HERBIE HANCOCK/FUTURE SHOCK


紹介しておきながらなんですけど、この作品はあまり好きではありません。なんかダサイ。スクラッチとかも今聴くとぎこちない感じがする。でもそのダサさって「エレクトロ」特有のモノなのかも、とも思います。ジャケが「すさまじ」ですな。

細野晴臣withF.O.E./SFX


このCDも好きではありません。もともと細野氏は好きじゃないんですが、なんか頭で考えたファンクという感じがして腰に来ない。ただ、ジャケの格好良さとSF映画のタイトルな曲名などコンセプトが好きで売らずに残っています。

KRAFTWERK/THE MIX


クラフトワークは数少ない高校生の頃に買ったCDの一枚。すごい好きなわけではないけど今まで手元に残っているのは、リズムの面白さのせいかもしれない。テクノの重要アーティストの「アートオブノイズ」ってリアルタイムで聴かなかったせいかあまり好きじゃないんけど(名前はかっこいいが)、他にもノリが悪いのが好きになれない原因じゃないかと思う。ZTTすべてに言えるかもしれないけど。クラフトワークが黒人のバンバータにサンプリングされたという話を聴いたときはなるほどなと思いました。

ブレイクダンス(原題「BREAKIN’」)


映画的には「フラッシュダンス」の二番煎じを「ワイルドスタイル」テイストでやってみました、という取るに足りない内容なんだけど、劇中でクラフトワークの幻の一曲(?)「ツール・ド・フランス」でブレイクダンスを踊るシーンがあってクラフトワークファンの間では(多分)有名な作品。レンタルビデオ屋で見つからなくてあきらめていたところ、偶然ハンターでLDをゲットしました。ちなみに「ブレイクダンス2〜ブーガルビートでT・K・O!」という痛いタイトルの続編もあるそうです。

トロン(「TRON」)


音楽はウェンディ(性転換後ですね)・カーロス、エレクトロでもなんでもないですがこの80年代なワイヤーフレームCGが雰囲気ではないですか?僕は昔からこの作品が好きでしたが、世間的には「トロン(笑)」という扱いで少し悲しい。普及運動もしていますがなかなか再評価されませんね。「AKIRA」の金田バイクなんてのもモトネタはトロンなのに。