ルパンジャズ〜大野雄二
今回はルパンで有名な大野雄二の特集。彼の音楽はファンキーなフュージョンだと思います。「ファンク」というのは体臭のことらしいのですが、大野雄二のファンクは女性の体臭に近い。フレーズはもちろん、シンセの使い方などがすごくセクシーなんですよ。もっと詳しく彼の仕事を知りたい人は
こちらへ。
最も危険な遊戯
最近、リバイバルで大人気の松田優作。「遊戯シリーズ」はこの作品しか見たことないです。なぜかというとあんまり面白くなかったからです
(笑)。確か劇中で「人間の証明のテーマ」が流れるシーンがあってニヤリとしました。音楽の方はいつものフュージョンではなくクールジャズ
(?)という感じでユーモアはあまり感じられない内容です。
殺人遊戯/処刑遊戯
最近はいろんなサントラが再発されてうれしい限りです。ちなみに殺人遊戯のアウトテイクが「最も危険な遊戯」のCDに収録されてるので注意。
大追跡
どうやら加山雄三とかが出てた刑事ドラマらしいのですが、全く知りません。音の方はかなりルパンに近いです。大野雄二は自分でも認めてましたが手クセというかフレーズがワンパターンなのですぐ彼の作品だって分かっちゃいます。でもそのフレーズがすごくいいのでワンパターンでもあれだけ人気があるんだと思います。
人間の証明
ドロボウコーナーでも取り上げました。最近アルバムがCD化されて、その直前にこのシングルを買って泣きを見ました。音は「遊戯シリーズ」とルパンの中間のような感じ。
犬神家の一族
これは大野雄二の仕事の中でもかなり異色だと思います。全面的に琴などがフィーチャーされて和風な感じが、オドロオドロしい。
ルパン三世BOX
これさえあればルパンにおける大野雄二仕事はほぼオーケー、ってな感じのBOXセット。テレビシリーズ新ルパンから2枚、「ルパンvs複製人間」「カリオストロの城」「バビロンの黄金伝説」各3枚の5枚組。でもちょっとお腹いっぱいかも。
wデラックス ルパン三世
ルパン三世パート2、映画「カリオストロの城」「バビロンの黄金伝説」を中心にコンパイルされたベスト盤。「ルパン三世」「ルパン三世'79」「ルパン三世'80」といった主題歌、おなじみ「炎のたからもの」、隠れた名曲「ラブイズエブリシング」、河合奈保子の「デビュー」
(デビュー曲ではない)と同A面シングルだった「マンハッタンジョーク」
(雄二ミーツ歌謡曲!)などなど名曲揃いですね。
タイムトリップCD4曲シリーズ ルパン三世
上のベストには入ってない「ルパン三世のテーマ」「ルパン三世愛のテーマ」のボーカルバージョンが入っています。前者がピート・マック・ジュニア、後者が水木一郎
(これは映像のイメージからよく女性ボーカルだと思っている人が多いです)。両者とも歌詞は一般公募で後からつけられたそうですが、違和感がないのはそれだけ大野雄二の曲がメロディアスだということでしょう。ちなみにジャケはTVシリーズパート1のいわゆる“旧ルパン”の絵で、この歌が使われたのはTVシリーズパート2なので間違ってます。このジャケのルパンは緑色の服を着てますが「カリオストロの城」もこの服でした。「TVシリーズパート2」「vs複製人間」は赤の服で「TVシリーズパート3」「バビロンの黄金伝説」はピンクの服です。
ルパン三世パート3
ジャケはモンキーパンチの絵で赤色の服ですが、上にも書いたとおりTVではピンク色の服でした。リアルタイムで見たのはこの「パート3」だけです。このCDはおそらく廃盤でなかなかレアなんではないでしょうか。この中に収録されている劇中BGM「トロピカルセイリング」「ホープレスシチュエーション」が大好きでした。主題歌の「セクシーアドベンチャー」は他のベストCDを借りたら違う人が歌っている別バージョンで、「危険な夢といわれても〜」の後に女性コーラスで「ルパンザサ〜
(ド)」というのが入らないなど一度聴いてこれはオリジナルじゃないと分かりました。子供ってこういうのに敏感ですよね。また、神田の中古レコード屋でルパンのベストがかかっていて、「セクシーアドベンチャー」に入ったところで店員が「これかっこわりぃ」といって飛ばしてしまい、確かにアレンジは格好悪いですがこれはこれで好きです。ボーナスでTVスペシャル「バイバイリバティ危機一髪!」のエンディング「エンドレス・トワイライト」が収録されていて、これも隠れた名曲です。
その他
ここからは大野雄二の仕事ではないですが、なんとなく同じセクシーさをもつ音楽などを紹介したいと思います。
ロイ・エアーズ/コフィ(オリジナルサウンドトラック)
「ジャッキー・ブラウン」でも使われたサントラ。他の映画のサントラを使うってのがいかにもタランティーノ。なかなか出来ることではないです。作曲・演奏はメロウバイブで有名なロイ・エアーズ。この人の清涼感とノリのある音楽は大野雄二に通ずると思います。
笠井紀美子withハービー・ハンコック/バタフライ
大野雄二はもともとジャズピアニストだし、フュージョンやファンクもこなすというところもすでにハービー・ハンコックに近い。笠井紀美子は大野雄二トリオとアルバムも作っています
(「JUST FRIEND」、探してます!)。彼女がハンコックの曲にボーカルをつけて歌っているのですが、ハンコック本人も演奏に参加してます。シンセの音色の選び方が大野雄二入っててかっこいいアルバムです。
日野皓正クインテット/スネイク・ヒップ
「白昼の襲撃」テーマ
プレミア価格で¥400→¥3000近くしました。映画「白昼の襲撃」は1970年西村潔監督作品。「死刑台のエレベーター」の影響でしょうか?音楽自体も日野皓正が担当して、劇中でもバンドで出演しているようです。ジャケからもっとファンキーかと思っていたんですがそれほどでもありませんでした。「カヴァーロックス」という邦画音楽のカヴァー企画でソウルボッサトリオというバンドがカヴァーしてます。