おっさんロック(J-AOR;笑)

おっさんロックとは……?それは男臭いロック。でも体育会系であるとは限りません。ヒゲ・グラサン(レイバンだとなおよし)をトレードにサウンドはブルージーなギターで。

(1998/11/01)

柳ジョージ/祭ばやしが聞こえる
「ザ・テーマ〜日本テレビドラマ主題歌集70年代〜」より

タイトル通り、70年代日本テレビドラマの主題歌集。「傷だらけの天使」「太陽にほえろ!」「前略おふくろ様」(井上堯之バンド)、「大追跡」(大野雄二)、「俺たちは天使だ!」「探偵物語」(SHOGUN)などなど。中でも男臭さが溢れているのが「柳ジョージ/祭ばやしが聞こえる」。一体、どういうドラマだったんだ?まぁ、それはどうでもいいですけど。今気付いたんですが作曲が大野克夫。先述の「傷だらけの天使」「太陽にほえろ!」はこの人の仕事です。このCDからも分かるんですが、ここでいうおっさんロックというのは「70年代」というのがキーワードですね。

SHOGUN/ローテーション


缶コーヒー「JACK」の松田優作in探偵物語の影響で買ったCD。同ドラマOP/ED「Bad City」「Lonely Man」以外も「IMAGINATION」など男気溢れる曲満載。ちなみにボーカルのケーシー・ランキンは映画「蘇る金狼」の音楽や、アニメ「超時空世紀オーガス」(エンディングがおっさんロックだった)主題歌も手がけてました。

クリスタルキング/ベスト


説明不要。こちらも缶コーヒーのCMということで、缶コーヒーはおっさんロックと相性がいいんでしょうか?

松崎しげる/ベスト


ちょっとフェロモン出過ぎてるような気もしますが、「純白シャツの襟をはだけて金色のネックレス」は松崎氏以外ではちと無理でしょう。もはや1ジャンル。

ツイスト/ベスト


実は今聴くとかなりかっこよかったりします。「鉄爪(ひきがね)」の「今夜こそオマエをおとしてみせる」あたりのグルーブ感はたまりません。なぜかやたら女性の立場から歌った歌が多いのも特徴。

アリス/ベストコレクション


ハンド・イン・ハンド。「チャンピオン」「冬の稲妻」なんてハートにヒゲが生えてないと歌えません。「今はもう誰も」「秋止符」あたりも忘れずに。

HIROMI GO/THE GREATEST HITS OF


もはやJ-AOR(?)の第一人者。「男の子女の子」などアイドル時代はマスクして「ハリウッドスキャンダル」「Howmanyいい顔」「哀愁のカサブランカ」「ケアレス・ウィスパー」「言えないよ」など中期〜後期にはいい歌がそろってます。ちなみにジャケ写真は篠山氏でいい感じ。

桑田圭祐/フロム イエスタディ


アルバムには収録されていないKUWATABANDのシングル4枚が収録。中でも「スキップ・ビート」は新田一郎のブラスアレンジも手伝ってまさにスケベ度200%。

Char/Char


J-「ギターの神様」、Char。オビに書かれた「今聴くと宛ら70年代の国産スポーツ・カーにも似た粋なセンスがある」というのがまさにその通り。「SHININ'YOU SHININ'DAY」「SMOKY」かっこ良過ぎ。白いパンタロンもまぶしい1976年作品。

BOZ SCAGGS/SILK DEGREES


最後にAOR定番を数枚紹介。しかし、自分がボズ・スキャッグス(言いにくい)を買う日が来るとは思わなかった。まぁ、「LOWDOWN」をサンプリングした「SILK130(キング・ブリット)/THE REASON」とこのアルバムを機に結成されたTOTO経由なんですが、やはり演奏はタイトでメロウ。西海岸はいいですね。余談ですが、シブヤ界隈ではおなじみのマーティ・ペイチの息子がTOTOのデヴィッド・ペイチという事実には驚くとともに、自分の中の西海岸好きを確信させられました。

CHRISTOPHER CROSS/南から来た男


ボズ同様、このピンクフラミンゴ(と言うと違うものに聞こえてやだなぁ)のジャケも買うとは思わなかった。「セイリング」は言わずもがなの名曲。バックの演奏陣も超豪華。

Donald Fagen/The Nightfly


最後はおっさんロックの最高峰、ドナルド・フェイゲン。凝りに凝った音作りだけど一聴してもそうとは気付かせず。チーフエンジニア兼パーカッションにロジャー・ニコルスという人物が参加してるんですが、あのロジャー・ニコルスなんですかね?違うか。このアルバムを流してドライブするのが流行した80年代という時代はある意味幸せだったのかもしれない。