カヴァーアルバム

今回はカヴァーアルバム特集。

(1998/12/26)

近藤真彦/THE ROCK BEST


究極のセルフカヴァーアルバム。マッチが「ミッドナイト・シャッフル」のプロデューサー、ジョー・リノイエをむかえて「スニーカーぶる〜す」(筒美京平)「ギンギラギンにさりげなく」(筒美京平)「ハイティーン・ブギ」(山下達郎)「Baby Rose」(織田哲郎)「愚か者」(井上堯之/元曲はショーケン)「アンダルシアに憧れて」(真島昌利ex.ブルーハーツ・ハイロウズ)「大将」など過去のヒット曲をハードロックアレンジでリメイク。しかし、「THE ROCK BEST」なんてタイトルを堂々とつけるなんてさすがマッチ。“ロック”が持つかっこわるさをすべて背負っていると言っても過言ではないでしょう(好きだけど)

西城秀樹/LIFE WORK


秀樹のセルフカヴァーアルバム。「ギャランドゥ」「激しい恋」「YOUNG MAN」「抱きしめてジルバ(Carelesswhisper)」「南十字星」「情熱の嵐」「ブーメランストリート」「傷だらけのローラ」などなどベストな選曲。まぁ、中には原曲の方がいいやというのもあります(「ギャランドゥ」はかつてTV東京「タモリの音楽は世界だ!」でのヒデキ+スカパラヴァージョンが悶絶ものだっただけに期待はずれ)

CANDY POP POSSE/CANDIES BEATS


最近では「パラッパラッパー」で有名な元PSY・Sの松浦雅也がネリー・フーパー(SOUL2SOUL)、GOTAこと屋敷豪太や当時活躍していたエンジニアとともに製作したキャンディーズのハウスリミックスアルバム。この頃、TMネットワークもハウスでセルフカヴァーをしてましたねぇ。「GETWILD’89」とかいうやたらイントロ長いのとか。しかし、日本にハウス入って10年経つんですね。確かに歌謡曲にもしっかり浸透してます。内容の方は今ではほとんど禁じ手とも言えるボイスサンプリングとかやってて恥ずかしいです。

VELFARRE J-POP NIGHT/DANCE with YOU


上のキャンディーズのアルバムが10年経つとこうなる。AVEXのアーティスト「MAX」「SPEED」「知念里奈」「D-LOOP」「FOLDER」「D&D」「ZERO」が阿久悠作詞の曲をカヴァー。特筆すべきはFOLDERの「フィンガー5/個人授業」の沖縄ジャリタレリスペクトカヴァー(そういやFOLDERのシングルでクラフトワークなイントロの曲があってびっくりしました)。また、MAXのピンクレディーのカヴァーもうれしい。MAXは90年代ピンクレディーという自説が証明されたというか(笑)

イエロー・メタル・オーケストラ/メタル・サービス


最後はジャケですでに失笑を誘う、一連のアニメタルブーム便乗モノ。でも意外にメタルのりがいいです、YMO。というよりメロディがあれば一応なんでもメタルになるってことか?一時期ヒット曲や名曲をすぐにラヴァーズロックやハウスアレンジする風潮があって、コンビニとかでしつこく流れててウンザリしましたが、ある音楽形式が成熟(というか頭打ち)するとこうなっちゃうのだろうか?最近では「タイタニック」の主題歌のバカみたいなバージョン違いがありましたが、いいかげんやめろ、ああいうの。