僕らの世代では井上大輔というと劇場版「機動戦士ガンダム」のシンガーソングライターとしての印象が強いと思います。

「GUNDAM SINGLES HISTORY」
そもそも、井上大輔氏は「井上忠夫」という名前で、実力派GSグループ「ジャッキー吉川とブルーコメッツ」の音楽的リーダーでした。ちなみに代表曲「ブルーシャトウ」は僕のカラオケのレパートリーであります。

「THE TALES OF BLUE COMETS PASTMASTERS 1965-1972」
その後、歌謡曲作家として活躍するのですが、この辺どういう経緯があったかは全然知りません。
もの凄い数の曲を書いていますが、その一部をご紹介しましょう。
「フィンガー5」では「学園天国」「恋のダイヤル6700」「バンプ天国」……と都倉俊一(ピンクレディーの作曲で有名)の仕事とタメを張る名曲の数々。

「恋のダイヤル6700〜学園天国/フィンガー5ベスト」
こんな渋い曲もあります。

トランザム/地球の仲間(クニ河内/井上忠夫/大村雅朗)
郷ひろみ「2億4千万の瞳」は作曲だけではなく、アレンジも手掛けています。

HIROMI GO/THE GREATEST HITS OF

「GOLDEN J-POP / THE BEST シブがき隊」
「2億4千万の瞳」っていうのは明らかに「シブがき隊」へとつながっていったんではないでしょうか。
こうして集めてみると、まさに「歌謡作家」と呼ぶのにふさわしい仕事ぶりですね。いい意味でギラギラした部分を持った曲が多い気がします。
歌謡曲の作曲家では、筒美京平氏ばかりが評価されてますが(もちろんそれに値する方ですが)、この井上忠夫氏をはじめ他の作家たちにももっとスポットライトを当ててもいいのではないでしょうか。
井上氏のことをもっと知りたい方はこのページなどがいいのではないでしょうか。
(2001/02/04)