彼らに関してはとてもよくできた公式ページがあるので、今回の特集では自分が聴いたアルバム順に紹介していきます。ちなみに画像が大きいものは所有しているCDです。だいたいどのアルバムを聴いてもそんなに出来・不出来はないと思うので、なにか興味をもったものがあったら、ぜひどうぞ。HMVのWEBのゴンチチはこちら。出来のいいファンサイト「GONTITI Square」もどうぞ。


「Body Of Gontiti」1989.5.21「Spirit Of Gontiti」1989.5.21
これまでのベスト盤だけど今聴いてもバランスがいいし、ジャケも素晴らしく、入門編としては最適だと思う。
これらのアルバムでしか聴けない曲は「森をぬけて」「On the Bumpy Road」「Bird and Cat」「Un-decorated Spring」。
ついでなので、ソニーがやたらと出しているベスト盤を先に紹介しちゃいましょう。

「VACANCE」1994.7.21

「Best Of Gontiti Works」2000.4.19
これでしか聴けないのは「Platypus」「Lament」。

「Best」2002.8.21
このアルバムでしか聴けない曲はなく、バージョン違いでは「風の国 2001MIX」「templo with Arto Lindsay」(「Red Box」収録曲にアート・リンゼイのボーカルをかぶせたもの?)のみ。リーダーアルバム未収録曲はニーノ・ロータのカバー集「ニーノ・ロータ1999」に収録されてた「ロミオとジュリエット」。
「image」寄りの企画だからか「Strings with」からの曲が多めです。

「LIVE」1996.7.1
彼らのようなアーティストは、こういうライブバージョンがクラブミュージシャンでいうところのリミックスにあたるわけで、シングルを出す時にでもカップリングにライブ音源をどしどし入れていくといいのでは?(もう入れてますか?)

「南国音楽 Resort Music Series」2001.7.4
では、オリジナルアルバムを紹介しましょう。

「Devonian Boys」1990.4.21
まず「デボン紀の少年」という意味のアルバム・タイトルが最高。曲名に「Devonian Parade」と「Silurian Girls」(「シルル紀の少女」の意味)というのがある。「Tiny Lips」「風の国」とその後彼らがよく演奏したり、ベスト収録率が高い名曲も収録。裏ジャケで二人が持つ赤いギターも印象的だった。
個人的にはリアルタイムで聴いた初めての作品で、幾度となく聴いていたので、特別に思い入れがある。その割にはCDを手に入れたはずいぶん後で、しかもレンタル落ち\500とかだった。ジャケ汚れてるし。アルバムに申し訳ない。
ちなみにこの頃のライナーにはちょっと小難しいようなテキストが載ってて、そこがEPIC SONYっぽい感じがする。

「フィンガリング・クリスマス」1990.12.01

「無能の人」1991.10.10
収録曲数的にはミニアルバムで、ウクレレものはもっと聴きたかったけど、それは10年後の「made in Ukulele」まで待たなければならなかった……。

「KIT」1991.6.21
また、テレビ東京の深夜にもはや伝説なのかもしれない「モグラネグラ」という番組があって、それに出演してたのも覚えている(特に見てなかったけど)。その番組内だったかは定かじゃないけど、チチ松村氏がクラゲに凝ってる、というのを聞いて、すごいところに目をつけるな!と感心した。
で、このアルバムではクラゲをモチーフにした「水の誘惑」「My Jellyfish」の2曲が収録されていて、特に前者はそのタイトルの詩的さも含めて名曲だと思う。あのクラゲの何も考えてない、リラックス全快ムードがよく出てる。
このアルバムは、その後100円で中古CDをゲット。お買い得だった。

「Gravity Loves Time」1992.7.22
そういえばこれがリリースされた大学の頃、学園祭でゴンチチのライブがあって行ったことがあったけど、教室の中でPAも悪く期待はずれであった。

「日曜はダメよ サウンドトラック」1993.6.2

「ぼのぼの オリジナルサウンドトラック」1993.9.22
あとで紹介する「made in Ukulele」の方が、よほど「ぼのぼの」感が出てる気がするが……。
この後、しばらく(2、3年ぐらい?)ゴンチチをチェックしたり、聴かなかった。というか、この時期はソロ作や企画ものが多くて、本家GONTITIの活動も活発ではなかったと思う。

「EASY BUSY」1996.11.1
ジャケやライナーがかわいい。白黒の写真も味があるし。コンセプトは「ゴンチチ、世界旅行に出かける。」という、二人が世界のいろんなところでセッションするというものらしいんだけど、もともと無国籍な音楽だけにハワイのテレサ・ブライトが参加してるようなもろハワイアンっぽい曲以外はあまりそれを感じさせない。打ち込みが使われてるのも、曲のバラつきをおさえていると思う。
先述のテレサ・ブライトの「Share the Moonlight」、「放課後の音楽室」が名曲。このアルバムはかなり好きです。
個人的にはここから後期に突入する、と思う。

「DUO」1997.7.21

「Strings with Gontiti」1998.7.1

「Red Box」1999.7.23
またこのアルバムからゴンザレス三上氏が趣味のCGを活かしてジャケットデザインを手がけてるんだけど、趣味のレベルとしては高いものの商品レベルではつらいものが。
ソニー時代最後のオリジナルアルバム。

「GUITARS」2001.3.14
「DUO」があるのに、何でまたギターアルバム?と思ったけど、こちらはどちらかというとアグレッシブな演奏が多い。「裏DUO」という趣きで、これはこれでいい内容だった。

「made in Ukulele」2002.5.15
ただ、やはりゴンザレス三上氏のジャケットデザインは「安い」。

「In The Garden」1988.7.21

「PHYSICS」1985.2.22
後者は表記が「ゴンザレス三上&チチ松村」になってて、まだ「ゴンチチ」って名前じゃなかったことが分かる。また、2曲もボーカル入りトラックがあるのも方向性の模索時期という印象。「マダムQと食卓」というタイトルの曲がありますが、ゴンチチは時々他のアルバムのタイトルに関連した曲名があったりします。
前者は「PHYSICS」からアルバム3枚出した後であり、さすがにスタイルのまとまりを見せている。「アンダーソンの庭」「アコーステイック・イール」(デンキウナギにかけてあります)「汗の国」「蒸気の羽根」などタイトルも秀逸。

「サンデーマーケット」1986.4.21

「冬の日本人」1986.11.1

「マダムQの遺産」1987.7.22
正直、どれがどれだか区別ついてないけど、「マダムQの遺産」には太田裕美による珍しい女声ボーカル曲が入っている。

「Black Ant's Life」1995.9.1
発売当時「ジャケがなぁ……」と思ってました(笑)。CM曲「北海道は、どこにある?ここにある!」「はじめてのシャンプー」収録。太田裕美が歌う「口笛ふいて」という曲も収録されてます。
と、最近になってようやく彼らのオリジナルアルバムはほとんど聴いたことになったんですが、まだ未聴のものを紹介しておきます。

「ANOTHER MOOD/脇役であるとも知らずに」1983.7.25・1984.7.1→1990.6.21

「世界悠々 父なる大河 ライン」1997.06.21
「Song of Rhein」「Road to Rhein」「Flow」の3曲が収録。
他のCM使用曲などは公式ページ内のこちらにリスト化されてます。
ゴンチチはおそらく数多くのセッションに参加してると思いますが、聴いたことがあるものを紹介します。セッションや演奏参加のリストはこちらをどうぞ。

「CLEMENTINE/EN PRIVE〜東京の休暇」

「原田知世/Summer breeze」

「FANTASTIC PLASTIC MACHINE/SUMMER REVIEW ep」
お次は本の紹介。
チチ松村氏はトークの面白さだけでなく文才もあるのか何冊も本を出しているが、特にクラゲの著書が多く、クラゲ界?では有名なよう。
その中でも彼とクラゲの最初の出会いについて書かれた本がこれ。まだクラゲの飼育が今ほどメジャーじゃなかった時期に創意工夫でクラゲとつきあう様は楽しい。
ゴンザレス三上氏のエッセイ集。ゴンチチはちょっと変わってるところがあるが、チチ松村氏のそれが「ファニー」だとすると、ゴンザレス三上氏は「ストレンジ」という気がする。好きな映画は「2001年宇宙の旅」と「イレイザーヘッド」、アート指向も強く、そういや僕はゴンザレス氏を千葉の根付展で見かけたことがあるや。タイトル通り犬好きなところは共感。
ただ、正直言ってこのエッセイを読んで「もしかして三上さんはゲイなのか?」と思ってしまった。というのも趣味や性格に女性的なところを感じたからですが(笑)。そんなことはないか。
また、ラジオではNHK-FM毎週土19:15〜21:00で「世界の快適音楽セレクション」というGONTITIがテーマ別に選曲するという内容の番組を担当しており、これを機会に聞いてみましたが楽しい内容でした。 ただ、けっこうお休みがあるようです。この番組のファンサイト「快適音楽箱」もどうぞ。
(2002/11/17)

